和歌山県西牟婁郡白浜町にあるアドベンチャーワールドは、動物園、水族館、遊園地が一体になったテーマパークです。「人間（ひと）と動物と自然とのふれあい」をテーマに、さまざまな動物たちと触れ合うことができ、全国的にも珍しいスタイルのテーマパークとして知られています。
アドベンチャーワールドの最大の目玉はパンダです。アドベンチャーワールドは日本で一番パンダの頭数が多い施設でもあり、パンダエリアのバックヤードに入ってパンダの赤ちゃんを見たり、エサをあげたりすることも可能です。パンダの赤ちゃんが生まれるたびに行われる「パンダの赤ちゃん名前投票」も全国的に知られています。

ほかにも、イルカやクジラのショーなどが見られる水族館エリア、ライオンなどの肉食動物に接近できたり、キリンにエサをあげたりできる動物園エリア、そしてジェットコースターやメリーゴーランドなどで遊べる遊園地エリアなど複数のエリアがあるため、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。遊園地エリアにはアドベンチャーワールドを一望できる観覧車もあり、お天気が良ければ南紀白浜空港や田辺湾まで見ることができます。以前は水族館エリアでシャチショーも見ることができましたが、現在は行われていません。 アドベンチャーワールドにはオリジナルグッズやお菓子、大人気のパンダグッズなど、お土産にぴったりなアイテムを取り扱うショップやランチができるレストランもあるため、訪れた際はぜひ立ち寄ってみましょう。

アドベンチャーワールドの1日入園券は大人4,800円（65歳以上はシニア割引で4,300円）、子供（4歳～11歳）2,800円、中人（12歳～17歳）3,800円となっています。ツアー・アトラクションを利用する場合は別途チケットが必要なため、WEBチケットストアで購入しましょう。
アドベンチャーワールドへのアクセス方法は、電車の場合、最寄り駅はJR白浜駅となっており、白浜駅から路線バスで10分ほどで到着します。京都駅や新大阪駅など関西の主要駅から白浜駅までは、JR紀勢本線の特急くろしおが走っており、1日数台は車体や車内にパンダや動物たちがデザインされた車両「パンダくろしお」も走っているため、かわいいパンダの電車に乗れるチャンスがあります。

クルマでアクセスする場合は、南紀白浜ICからクルマで12分ほど、南紀田辺インターチェンジからは30分ほどでアクセス可能です。また、飛行機の場合は南紀白浜空港からは路線バスが出ており、5分ほどで到着します。

アドベンチャーワールドには5,000台ほど収容可能な専用駐車場があり、駐車料金は1日1,200円となっています。一度駐車料金を支払えば当日中はレシートを提示することで再入場も可能です。アドベンチャーワールドの営業開始時間は10時ですが駐車場の開門は7時のため、早めに訪れることも可能です。駐車場はアドベンチャーワールドの閉園時間まで利用することができ、閉園時間は通常17時ですが夜間特別営業がある日は20時30分までに変更されるなど時期によって異なるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
アドベンチャーワールドの駐車場は、休日や大型連休など多くの人が訪れる時期には特に混雑します。混雑を回避してスムーズに移動したい場合は、白浜駅や南紀白浜空港周辺の駐車場にクルマをとめ、路線バスを利用してアクセスするパークアンドライドの利用も検討すると良いでしょう。

水族館エリアのセンタードームにあるレストラン「Smile Kitchen （スマイルキッチン）」は店内にキッズスペースやベビーケアルームを完備したレストランで、家族連れでゆったりと過ごすことができる大型のレストランです。人気メニューはパンダの顔をかたどったご飯がかわいいおろしそハンバーグプレートです。パンダBOXやキッズサンドなど子供向けメニューもあり、家族連れでのランチにも良いでしょう。

• マァム
  遊園地エリアにあるエンジョイドーム内のレストラン「マァム」は和歌山の海鮮食材を使用した料理を楽しめるレストランで、マグロ丼や海鮮丼など新鮮な海の幸を味わうことができます。また、海鮮系のどんぶりだけでなく、親子丼やパンダの顔を模した「パンダの三食重」などこだわりのどんぶりメニューを提供しています。


• ユーランド
  入り口近くのエントランスドームにある「ユーランド」は園内最大のグッズショップで、オリジナルグッズやお菓子など、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが販売されています。一番人気はショップオリジナルのパンダのぬいぐるみなどのパンダグッズです。パンダがパッケージを彩る梅干しなど、和歌山の特産品も充実しているためお土産にも最適です。

アドベンチャーワールドからクルマで10分ほどのところには「南紀白浜温泉」があります。南紀白浜温泉は有馬温泉、道後温泉と並び、「日本三古湯」にも数えられる温泉で、古くは万葉集にも歌われ、「牟婁の湯（むろのゆ）」と呼ばれていました。斉明天皇や天智天皇なども訪れたといわれており、全国的にも長い歴史のある温泉として知られています。泉質は炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫黄泉です。

南紀白浜温泉には複数のホテルや旅館などの宿泊施設があるため、泊りがけで訪れる観光客も多く、アドベンチャーワールドで遊んで疲れた身体をゆっくりと癒すことができます。大自然が造った千畳敷や三段壁、円月島などの景勝地が海沿いに数多く点在しているほか、ホテルや旅館の客室から望める太平洋を望む美しい景観も見どころです。温暖な気候のため海水浴場も人気で、マリンスポーツなどのレジャー拠点としても人気です。

南紀白浜温泉にあるホテルや旅館は宿泊客専用の駐車場が完備されていることが多く、クルマでのアクセスも可能です。時間貸駐車場（コインパーキング）を利用する場合は、料金の安いところや最大料金の設定のあるところを事前に探しておくと良いでしょう。自分専用の車室を確保できる予約制駐車場の利用もオススメです。

アドベンチャーワールドは動物園、水族館、遊園地が一体になったテーマパークであり、人気の観光スポットです。休日や大型連休は家族連れや恋人同士、友人同士で訪れる方も多く、駐車場が混雑しやすいため、早めに訪れるか、最寄り駅である白浜駅や南紀白浜空港周辺の駐車場にクルマをとめて路線バスでアクセスするパークアンドライドも検討しましょう。

「タイムズのB」の駐車場予約サービスなら事前に車室を確保できるため、混雑が予想されるときでもスムーズにクルマをとめられます。アドベンチャーワールドにおでかけの際にはぜひご利用ください。 タイムズのBは駐車場を「貸したい方」と「借りたい方」をWEBでつなぐサービスです。使い方はとっても簡単！登録された全国の「空きスペース」から借りたい場所を見つけてWEB予約するだけ！
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