山口県下関市にある唐戸市場は、新鮮な魚介類が手に入り、業者だけでなく一般人でも出入りできる市場として地元住民や観光客も多く訪れる魚市場です。
JR下関駅からクルマで10分ほどのところにあり、鮮魚コーナーやおさかなセンター、食品卸センターなど買い物ができるエリアだけでなく、食事が楽しめる市場食堂エリアもあります。また、唐戸市場の場外にも店舗はあり、とらふぐや近海鮮魚を取り扱っています。唐戸市場で買い物をする際は、市場で働いている方との会話を楽しみ、知らない魚のことを聞いてみるのも良いでしょう。
唐戸市場の営業時間は平日と土曜日が午前5時から午後3時、日曜日と祝日が午前8時から午後3時までとなっています。午前7時までは業者の方が多く、午前9時以降は地元住民や観光客といったほかの買い物客が増えるため、ゆっくりと買い物を楽しみたい方は午前7時から午前9時の間に訪れるのがオススメです。
唐戸市場周辺には観光スポットも多数あるため、朝に市場で買い物した後は周辺を巡る楽しみもあります。

唐戸市場には570台以上収容可能な駐車場が完備されており、午前6時から午後11時までは１時間無料、午後11時以降は午前6時まで2時間無料で利用できます。無料でクルマをとめられる時間を過ぎた場合は入庫時間から計算して駐車料金がかかるため、注意しておきましょう。駐車料金は30分で120円のため、なるべく無料でクルマをとめられる時間内に買い物が終えられると良いでしょう。
ほかにも唐戸市場周辺には駐車場が点在しており、300台ほど収容可能な下関市営赤間町駐車場や、500台ほど収容可能な下関市営細江町駐車場があります。有料駐車場が多いため、収容可能台数や唐戸市場までの距離、ルートを事前に調べておき、自分の目的や利用時間に合った駐車場を探しましょう。
また、唐戸市場では土曜日・日曜日・祝日は特に混雑が予想されるため、駅周辺にクルマをとめてバスでアクセスするのもオススメです。下関駅周辺には時間貸駐車場（コインパーキング）が集まっており、最大料金の設定があるところが多いため、長時間利用の場合も便利です。また、事前に車室が確保できる予約制駐車場の利用も検討しておくと良いでしょう。

唐戸市場には新鮮な魚介類が多数あり、通常よりもお得な価格で購入できると人気を集めています。特に唐戸市場では鯨専門店やふぐ専門店があることで有名で、鯨ベーコン、サエズリといった加工品も並ぶほか、ふぐ刺しや白子、一夜干しのふぐなどさまざまな種類が揃っています。魚介類以外にも、練り物、粕漬け、焼き立てのパン、キムチなど多種多様な商品があるため、楽しく買い物ができるでしょう。
唐戸市場での買い物をするときの醍醐味は、店員との会話です。唐戸市場に並ぶ魚介類のなかには見たことがない魚や調理方法がわからない魚もあります。魚を買うときは店員に質問し、どんな魚か、どう料理すれば美味しいか教えてもらいましょう。オススメの魚を教えてもらうこともできるかもしれません。

唐戸市場で買い物を楽しむ場合、午前7時から9時までの間が狙い目だといわれています。午前9時以降は混雑するといわれているため、駐車場は少し離れたところにとめて徒歩でアクセスすると良いでしょう。

唐戸市場で有名なイベントといえば「活きいき馬関街」です。毎週金曜日・土曜日・日曜日・祝日に開催されており、唐戸市場で売られている新鮮な魚介類を食べ歩きで楽しめます。
活きいき馬関街での食べ歩きの仕方は、各店舗でお寿司を購入し、自分が持つトレーに乗せてもらって場内の飲食スペースで食べるのが基本です。お寿司のネタは定番ネタから旬ネタ、ご当地ネタがあり、季節を変えて訪れ違ったネタを楽しむのも良いでしょう。下関で有名なふぐのネタも各店舗にあるほか、人気の海鮮丼、ご当地名物の鯨もお寿司で食べることができ、下関グルメを堪能するのにもぴったりのイベントです。場内の飲食スペース以外に場外で海を見ながら食べることもできます。
また、唐戸市場は「唐戸まつり」の会場となることもあります。唐戸まつりではふぐ鍋や新鮮な魚介類の販売が行われるため、下関の美味しいグルメを満喫しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

イベントのある日は唐戸市場が混雑するため、少し離れたところにある駐車場にクルマをとめると良いでしょう。特に活きいき馬関街では多くの観光客が訪れるため、下関駅周辺にクルマをとめ、バスでアクセスするのがオススメです。下関駅周辺にある時間貸駐車場（コインパーキング）を利用する場合は、駐車料金や最大料金の設定を事前に調べておき、長時間利用になる場合は最大料金が設定されているところを選ぶと良いでしょう。

唐戸市場周辺にある観光スポットを紹介します。

• カモンワーフ
  唐戸市場から徒歩1分ほどのところにある「カモンワーフ」はレストランやお土産店が立ち並ぶシーサイドモールです。ふぐや鯨を中心としたメニューが楽しめるだけでなく、ジェラートショップもあります。海が見えるお店も入っているため関門海峡を眺めながらランチするのも良いでしょう。そのほか、下関銘菓やご当地キャラクターのグッズもカモンワーフで購入できます。
  駐車場の用意があるためクルマでアクセス可能です。カモンワーフ駐車場前は一方通行のため、ルートを事前に公式サイトで確認しておくと良いでしょう。


• 巌流島
  「巌流島」は唐戸市場から連絡船を利用して18分ほどのところにある観光スポットで、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した場所として知られています。現在は武蔵・小次郎の像が設置され、歴史好きな方が多く訪れています。二人が決闘した砂浜を再現した人工海浜もあり、海を見ながらゆっくりと散策を楽しめます。巌流島に行くには唐戸桟橋から出発する巌流島連絡船に乗ります。周辺の駐車場情報を事前に調べ、そちらにクルマをとめて唐戸桟橋の発着場に向かいましょう。

このように唐戸市場周辺には観光スポットが多数あり、駐車場の用意があるところが多いため、クルマで訪れるのに便利です。また、時間貸駐車場（コインパーキング）や市営駐車場も点在しており、駐車場の用意がない場合はそちらを利用すると良いでしょう。

唐戸市場は下関グルメを楽しむのにぴったりのスポットで、休日には多くの観光客が訪れるため、駐車場の混雑が予想されます。休日やイベントのある日に混雑を回避するには、下関駅周辺の時間貸駐車場（コインパーキング）にクルマをとめてバスで訪れると良いでしょう。
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