和歌山県の那智勝浦町にある日本三大名瀑の一つでもある那智の滝は、滝の落差が133m、滝壺の深さは10m、流れ落ちる水の量は毎秒1トンほどといわれるスケールの雄大さが魅力です。「熊野那智大社」の別宮である「飛瀧神社」では那智の滝をご神体として祀っており、パワースポットとしても人気があります。
那智の滝は国の名勝に指定されているほか、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産にも登録されています。国内の観光客だけでなく海外からのツアー客なども増えており、和歌山県の人気観光スポットとなっています。

那智の滝へのアクセス方法は、JR紀勢本線の紀伊勝浦駅から熊野交通路線バスに乗り、那智の滝前バス停まで30分ほどで着きます。また、那智の滝周辺には駐車場があるためクルマでのアクセスも可能です。
那智の滝周辺での宿泊を考えている方は、那智の滝周辺には宿泊施設が少ないため、紀伊勝浦駅周辺にあるホテルや旅館を利用するのがオススメです。

那智の滝周辺には駐車場が多数あります。
那智の滝の入り口ともいえる飛龍神社の鳥居まで徒歩10分ほどで行ける距離にある「那智山観光センター」の駐車場は、70台ほどのクルマが駐車できる広さがあります。基本的には無料で利用できますが、GWや年末年始、お盆などの繁忙期は有料になりますので、注意しておきましょう。

また、那智の滝周辺に立ち並ぶお土産店や飲食店のなかには、お買い物やお食事をすることで駐車場料金が無料になるサービスを行っているお店もありますので、事前にサービス内容などを調べておくと良いでしょう。
那智の滝周辺では大型連休期間やシーズン時期などは、周辺道路や駐車場が混雑します。事前に駐車場情報を調べておくほか、那智滝までのバスが出ている紀伊勝浦駅周辺の駐車場にクルマをとめて、バスで那智滝へ向かう方法もオススメです。

那智の滝周辺には熊野那智大社の参道周辺にお土産店やお食事処が立ち並び、お買い物や食事を楽しむことができます。

• 和か屋 本店
  熊野那智大社への参道入口前にある「和か屋 本店」は、那智の滝をイメージしたあんこ入りの「お滝もち」が人気のお店です。店内で出来立てのお滝もちを堪能したり、実演コーナーで手焼きしている様子を見学したり、佃煮や磯揚げ、地元の特産品などお土産を買うこともできます。
  熊野那智大社まで徒歩15分、那智の滝まで7分ほどのところにあり、50台収容可能な駐車場も完備しています。


• 勝浦漁港にぎわい市場
  那智の滝の最寄り駅となる紀伊勝浦駅周辺には、日本有数のマグロの水揚げ高を誇る「勝浦漁港」があります。勝浦漁港には新鮮な生マグロや地元の新鮮野菜などが購入できる「勝浦漁港にぎわい市場」があり、地元の方や観光客で賑わっています。
  紀伊勝浦駅から徒歩4分ほどのところにあり、収容台数20台以上の有料駐車場が完備されています。お買い物金額に応じて駐車料金が割引になるサービスも行っていますので、確認しておきましょう。
  また、混み合う休日は那智勝浦町役場の駐車場を利用できる場合があるため、あらかじめ場所を確認しておくと安心です。


• 茶房珍重庵 那智山店
  「茶房珍重庵 那智山店」は、熊野三山名物の「もうで餅」をはじめ、そばやうどんなどの食事が楽しめるお食事・休憩処です。那智の滝が見える見晴台の下にあるため、参拝がてら訪れることができます。数に限りがありますが駐車場の用意もあるため、クルマで訪れることもできます。

このように、那智の滝周辺のお土産店やお食事処では、お店ごとに駐車場の用意があるところもあり、店舗利用で駐車場料金が割引になるサービスを実施している場合もあります。
また、那智の滝周辺だけでなく紀伊勝浦駅には勝浦漁港があるため、新鮮な海鮮料理や海産物のお土産などを買うことができます。紀伊勝浦駅周辺には駐車場も多いため、クルマで巡るのが良いでしょう。

那智の滝周辺で開催されるイベントには、県内外から多くの人が集まります。

• 那智の滝ライトアップ
  大晦日から元旦にかけて開催される「那智の滝ライトアップ」では、那智の滝がライトアップされ、幻想的な風景のなかで日中とは違う那智の滝の姿を堪能することができます。
  大晦日には熊野那智大社の除夜祭、元旦には初詣客が多く訪れるため駐車場が大変混雑します。


• 那智の扇祭り（火祭り）
  毎年7月14日に熊野那智大社の例大祭である「那智の扇祭り」が行われ、那智の滝前で白装束の男性たちが燃えさかる大松明を持ち、石段を上り下りしながら「ハリヤ、ハリヤ」と叫び山道を清めます。
  当日は那智山城の有料駐車場が利用できますが、満車になった場合は那智山中腹に臨時駐車場が開かれます。周辺道路が大変混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されています。

那智の滝周辺でイベントがある日は駐車場や道路が大変混雑するため、駐車場情報をしっかりと調べておくことが大切です。混雑を回避するために、紀伊勝浦駅からバスでアクセスする方法も良いでしょう。

那智の滝を訪れたら、周辺のある観光スポットにもぜひ立ち寄ってみましょう。

• 熊野古道
  那智の滝を訪れたら「熊野古道」を歩いてみましょう。熊野古道とは熊野那智大社を含む熊野三山を詣でる道のことで、熊野古道ウォークと呼ばれる複数のウォークコースを歩きながら自然を堪能できます。
  熊野那智大社や那智の滝までの道を楽しみながら歩くことのできる大門坂～熊野那智大社・那智の滝ウォークコースの場合は、無料で駐車できる大門坂駐車場からスタートし、所要時間2時間ほどで那智の滝まで到着します。
  どのコースを歩くのかを決めたら、駐車場の有無を確認しておきましょう。


• 那智山見晴台
  那智山スカイラインの途中にある「那智山見晴台」は、紀伊半島の街並みや熊野の原生林、熊野灘を一望できる人気スポットです。那智の滝からクルマを使って10分ほどでアクセスでき、無料の駐車場が完備されています。

那智滝周辺の観光スポットへアクセスするときは、駐車場の有無を確認しておくと良いでしょう。熊野那智大社や那智の滝まで雄大な自然を散策しながら歩いてアクセスすることもできるため、駐車場にクルマをとめて熊野古道ウォークを楽しむのもオススメです。

那智の滝周辺には駐車場が点在しており、クルマでのアクセスがオススメです。GWや年末年始、イベントのある日などは周辺道路や駐車場の混雑が予想されるため、紀伊勝浦駅周辺の駐車場にクルマをとめて、バスで那智の滝まで向かう方法も良いでしょう。その際、最大料金の有無やアクセス方法などを調べておくと良いでしょう。

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