馬籠宿は岐阜県中津川市にある中山道43番目の宿場町で、江戸時代には多くの人が参勤交代で行き交ったというノスタルジックな街並みが特徴です。江戸時代の面影が残る石畳の道や、昔の姿を保つ民家、レトロなカフェなど街歩きを満喫できるほか、中津川名物栗きんとんなどの食べ歩きも楽しめる観光スポットとして人気があります。
馬籠宿では歴史的建造物を保存するため10時から16時の間はクルマの侵入を禁止しており、時間外でもなるべく石畳保護のためクルマでの通行は避けるよう公式サイトなどに記載されています。
馬籠宿にはゲストハウスや民宿など宿が多いため、日帰り観光だけでなく宿泊してゆっくり楽しむのもオススメです。
馬籠宿へは、東京駅からクルマで4時間ほど、新大阪駅からは3時間30分ほどで到着します。電車の場合は、JR東海道新幹線で名古屋駅まで向かい、JR中央本線に乗り換えて馬籠宿の最寄り駅である中津川駅で降り、バスで馬籠宿へアクセスできます。中津川駅へは、東京駅から2時間40分ほど、新大阪駅からは1時間50分ほどかかります。中津川駅から馬籠宿までのバスの乗車時間は25分ほどです。
馬籠宿には複数の駐車場があり、一部を除いて無料で利用できます。人気の観光地のため観光シーズンなどは駐車場が混み合いますが、混雑日には馬籠ふれあい広場と馬籠島田公園駐車場が無料開放されるため、駐車場が混雑しているときはほかの駐車場もチェックしてみましょう。また、中津川駅周辺には時間貸駐車場（コインパーキング）が複数あるため、駅周辺にクルマをとめ、バスで馬籠宿へ向かうパークアンドライドも検討すると良いでしょう。

馬籠宿には中津川名物の栗きんとんが買えるお店やペット同伴で食事が楽しめるお店などがあります。

• 川上屋
  馬籠宿のある中津川市は栗きんとん発祥の地といわれており、栗きんとんを取り扱う和菓子屋が多くあります。なかでも「川上屋」は江戸時代に創業された歴史ある和菓子屋で、香り豊かな栗きんとんは口コミでも人気の商品です。
  9月から12月までの期間限定販売のため、この時期に馬籠宿に訪れる機会があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


• そば処まごめや
  馬籠宿最大のお土産処「馬籠館」にある「そば処まごめや」では、檜をふんだんに使用した木の温もりがあふれる店内で、季節ごとに違う姿を見せる景色を楽しみながら食事ができます。自家製のあまご甘露煮やせいろ蕎麦などを盛り込んだプレミアムランチ、ベジタリアンの方向けの食事などのメニューが豊富にあり、別棟にあるぺット同伴席ではぺットと一緒に食事を楽しむこともできます。
  まごめやがある馬籠館には駐車場が完備されていますので、クルマでもアクセスが可能です。


• 大黒屋茶房
  馬籠宿は文豪の島崎藤村ゆかりの地としても知られています。島崎藤村の生家跡に建てられた「藤村記念館」の隣にある「大黒屋茶房」では、島崎藤村の小説に出てくる栗こわめしだけでなく、ぜんざいやあんみつなどの甘味も楽しめます。
  お土産店が併設されているため、食事のあとにお土産を買って帰るのも良いでしょう。

馬籠宿周辺には馬籠宿や中津川のグルメが楽しめるお店が多数ありますが、駐車場がないところも多いため、事前に周辺の駐車場を調べておくと良いでしょう。馬籠宿ではクルマの入場が規制されている時間帯がありますが、無料の駐車場が多数設置されているため、そちらにクルマをとめて歩いてお店へ向かうのがオススメです。

馬籠宿周辺では季節のイベントが開催されており、時期になると多くの観光客が集まります。

• 中山道 馬籠宿場まつり
  「中山道 馬籠宿場まつり」とは、毎年11月に馬籠宿・島田公園で開催される秋のライトアップイベントです。島田公園の紅葉がライトアップされ、訪れる人を幻想的な世界へと誘います。また、仁孝天皇の第8皇女・和宮が、第14代将軍・徳川家茂に嫁ぐため、中山道から江戸へ向かった行列の再現を見ることができます。
  馬籠宿場まつりへクルマで訪れた場合は馬籠宿にある駐車場にクルマをとめ、目的地まで歩いていくと良いでしょう。


• 木曽路氷雪の灯祭り
  「木曽路氷雪の灯祭り」は木曽路全体で行われる、手作りのアイスキャンドルや雪像を飾る冬のイベントです。開催地が広く、会場によって開催日時が違うため、開催地と日時は事前にしっかりと確認しておきましょう。各会場によってアイスキャンドルや雪像が違うため、いくつかの会場を見て回るのもオススメです。
  会場周辺には駐車場がないところもあるため、事前に周辺の駐車場情報を調べておくと安心です。


• 馬籠ホタル祭り
  「馬籠ホタル祭り」は毎年6月頃に開催されるイベントです。馬籠地区では「馬籠のホタルとメダカを育てる会」の管理のもと、ホタルとメダカの育成や放流が行われており、馬籠ホタル祭りでは同会が育てたホタルが放流されます。島田公園に飛ぶホタルの鑑賞だけでなく、開会式前には馬籠衆による太鼓演奏が行われ、初夏にぴったりな夜を過ごすことができます。
  馬籠ホタル祭りに参加する際は馬籠宿周辺の駐車場にクルマをとめ、島田公園まで徒歩で向かいましょう。

馬籠宿周辺では季節ごとにさまざまなイベントが開催され、多くの観光客が訪れるため、駐車場は混雑しやすく、注意が必要です。馬籠宿には複数の駐車場が完備されていますが、中津川駅周辺にクルマをとめ、バスで馬籠宿へ向かうのもオススメです。中津川駅周辺には市営駐車場や時間貸駐車場（コインパーキング）が多くあるため、駐車場の利用可能時間や駐車料金、最大料金の有無を事前に調べておき、目的に合った駐車場を見つけておくと良いでしょう。

馬籠宿では歴史的建造物の保存のため交通規制を行なっているため、周辺の駐車場にクルマをとめて歩いて観光するのがオススメです。
「タイムズB」では事前に車室を確保でき、当日のスムーズなおでかけをサポートします。クルマを置いてゆっくりと観光したい方はタイムズBの予約制駐車場もぜひご検討ください。