養老の滝は岐阜県養老郡養老町にある名瀑で、『親孝行な木こりが湧き出た水を瓢箪に汲み、父に飲ませると若返った』という孝子物語が伝えられています。葛飾北斎が浮世絵に描いた滝としても知られており、文人や墨客も訪れたことがあるスポットです。
日本の滝100選や名水100選にも選定されている養老の滝は「養老公園」内にある滝で、緑豊かな自然に囲まれています。春には桜が、秋には紅葉が楽しめるため、時期を変えて訪れるのもオススメです。養老の滝周辺には養老山頂登山道もあるため、滝の鑑賞だけでなく登山も楽しめます。
養老の滝へアクセスする場合、最寄り駅は養老鉄道養老線の養老駅です。平日、養老駅から路線バスは出ておらず、徒歩で向かう場合は43分ほどかかるため、クルマかタクシーでアクセスすると良いでしょう。タクシーを利用するときは事前に近鉄タクシーへ連絡しておくとスムーズに移動できます。土日祝日にはシャトルバスが養老駅から出ているため、利用する場合は公式サイトで発車時刻を確認しておきましょう。

養老の滝がある養老公園内には複数の駐車場が用意されているほか、季節によって臨時駐車場が開場されています。
養老の滝に向かう場合は養老の滝入口駐車場、もしくは養老の滝駐車場にクルマをとめると良いでしょう。養老の滝入り口駐車場は駐車場から滝まで徒歩30分ほどのところにあるため、周辺の景色を楽しみながら滝を目指すことができます。養老の滝駐車場は駐車場から滝まで徒歩5分ほどのところにあるため、体力に自信のない方やあまり歩きたくない方はこちらを利用しましょう。また、アートスポット「養老天命反転地」を利用する場合は第1駐車場の利用がオススメです。
駐車場の営業時間は9時〜17時となっており、駐車料金は場所によって異なるため、事前に最大料金の有無など料金設定を確認しておくと安心です。
養老の滝へはクルマでのアクセスも可能ですが、時期によって駐車場が混雑することもあります。園内の駐車場は予約できないため、混雑が心配な場合は養老駅周辺にある駐車場利用も検討しましょう。養老駅では期間限定で1日330円を行っている月極有料駐車場があり、そちらを利用するのも良いでしょう。※2021年12月現在

養老の滝駐車場からは養老山に登ることができるため、養老の滝に訪れる方は一緒に登山も楽しんでみてはいかがでしょうか。
養老山に登る場合は、事前に駐車場入り口の受付にて登山届を提出後に入山できます。養老山頂登山道では三方山、小倉山からの景観が良いため、そちらを目的に目指す方も多いですが、途中の道は急坂になっているところもあるため注意して登りましょう。滑りにくく履き慣れた靴で登山するのが良く、途中で休憩所も設置されているため、適時休憩も取って登山を楽しむのがオススメです。特に冬は雪が積もることもあり、雪山登山するときは十分な準備をして臨みましょう。

登山するときにクルマでアクセスするときは、養老の滝駐車場を利用しましょう。紅葉の季節などは混雑も予想されるため、時間に余裕を持ってアクセスするのがオススメです。

また、タイムズのBでは『登山特集』で各地の登山口の近くにある予約制駐車場をご紹介しております。そちらも合わせてご確認下さい。

養老の滝は養老公園内にあり、園内にはさまざまな見どころや施設があります。
養老公園にはみゆき橋や万代橋、不動橋など7つの橋があり、それぞれ小川にかかる橋と一緒に紅葉や桜を写すことができます。季節によってロケーションが変わるため、さまざまな場所で写真撮影を楽しむのも良いでしょう。
このほかに園内には9つのパビリオンが設置された「養老天命反転地」や子供の遊び場としてプールや広場を完備する「こどもの国」などの施設、テニスコートやゴルフ場といったスポーツ施設、養老キャンプセンターもあり、養老の滝に訪れたときはそれらの施設にも足を運んでみてはいかがでしょうか。養老キャンプセンターは開場期間が決まっているため、利用予約をする前に確認しておきましょう。

このように養老の滝周辺にはさまざまな施設があり、クルマで訪れる場合は養老公園の駐車場が利用可能できますが、場所によって近い駐車場が異なるため、事前に公式サイトでマップを確認しておきましょう。

養老の滝周辺でランチをするときに利用したいお店を紹介します。

• 滝見亭
  養老の滝から徒歩1分ほどのところにある「滝見亭」はとんかつ定食やカツカレー、山菜かまめし定食といった多数のフードメニューを用意しているほか、かき氷の種類も豊富にあり、ランチだけでなくカフェとしての利用も可能です。広々とした店内にはお土産品を購入できるコーナーもあり、食事のあと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
  クルマでアクセスする場合は養老の滝駐車場を利用しましょう
  


• てっぺん亭
  「てっぺん亭」は養老の滝からクルマで9分ほどのところにあるラーメン店で、地下水と地元養老の豚を使用したラーメンを提供しています。ラーメンは醤油と味噌があり、唐揚げとニンニクが入るスタミナラーメン、辛さが選べる坦々麺のほか、夏季限定でジャージャー麺、冷やし坦々麺、海老おろし麺もあるため、夏に訪れたときにオススメです。
  駐車場の用意もあり、クルマでアクセスする場合はそちらを利用しましょう。
  


• ニーゴ カフェ
  養老の滝からクルマで9分ほどのところにある「ニーゴ カフェ」では、店内でカフェが楽しめるほか、テイクアウトも可能です。7時から開店しており、トーストモーニング、シフォンモーニングといったモーニングメニューを提供しています。また、ランチには自家製パンが食べられる数量限定のランチメニューがあるため、気になる方は早めに訪れましょう。
  駐車場を完備しており、クルマでのアクセスも可能です。
  

このように養老の滝から少し離れたところに飲食店が点在しており、駐車場を完備しているところが多いため、クルマでアクセスするのも良いでしょう。ランチタイムは混雑しやすいため、時間をずらしての来店がオススメです。

養老の滝は多くの方が訪れる観光スポットで、特に桜が咲く春や紅葉の季節である秋には賑わいます。駐車場の用意はありますが、場所によって養老の滝への距離が異なるため、事前に公式サイトで駐車場情報を確認しておきましょう。

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