おちょぼ稲荷は岐阜県海津市にある稲荷神社で、正式名称は「千代保稲荷神社」といい、おちょぼ稲荷やおちょぼさんという愛称で地元の方に親しまれています。京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷の一つといわれています。
おちょぼ稲荷は平安時代から続く由緒ある稲荷神社で、商売繁盛や家内安全にご利益があると伝えられており、ご利益を求めて年間200万人以上の参拝客が県内外から訪れます。おちょぼ稲荷の参道には120軒ほどのお店が立ち並び、串カツなどの食べ歩きグルメが人気です。
おちょぼ稲荷へは東海道新幹線の岐阜羽島駅から海津市コミュニティバスを利用する方法や名鉄竹鼻線・羽島線の新羽島駅からタクシーを利用する方法など、電車やバス、タクシーを乗り継いでアクセス可能です。クルマを利用する場合は、名神高速道路の大垣ICや岐阜羽島ICから15分ほどでアクセスできます。

おちょぼ稲荷周辺には無料駐車場のほか時間貸駐車場（コインパーキング）が多数あります。無料駐車場は東の鳥居そばにある「東口大鳥居駐車場」と南の鳥居そばにある「南口大鳥居駐車場」があります。この2つの駐車場は料金が無料で、参道入り口にあるアクセスの良さから人気が高い駐車場となっており、月末にある「月越し参り」や休日などは混雑が予想されます。
おちょぼ稲荷周辺には、無料駐車場以外にも有料駐車場があるほか、参道にある店舗のなかには駐車場の用意があるところもあります。お買い物料金によって駐車場が無料になるサービスもあるため、事前に駐車場情報を調べておきましょう。

おちょぼ稲荷の参道には飲食店が立ち並び、お散歩しながら食べ歩きしたり、お店のなかでゆったりグルメを楽しむことができます。

• 串カツ「玉家」
  おちょぼ稲荷参道のグルメで外せないのが串カツです。串カツ店は何店舗かありますが、なかでも有名なのがテレビから多く取材されている「玉家」です。串カツは食べ歩きも良いですが、玉家の店内はテーブル・壁・トイレまでいたるところが金色に装飾されているため、豪華な店内で串カツを堪能するのもオススメです。


• うなぎ「いなりや」
  おちょぼ稲荷ではうなぎ料理も人気です。「いなりや」は大正時代創業の老舗で、ふっくらと焼き上げたうなぎをご飯にのせたひつまぶしは絶品です。通常時の営業時間はランチタイムのみですが、毎月末日はディナータイムも営業しています。


• 草もち「九洲屋」
  食べ歩きにもお土産にもぴったりなのが「九洲屋」の草もちです。天然よもぎや北海道産の小豆などすべて国産にこだわり、一つ一つ手作りされた草もちが人気です。

おちょぼ稲荷の参道にはグルメを楽しめる飲食店が並んでおり、食べ歩きや店内でゆったり食べることができます。店舗ごとに駐車場の用意がないところが多いため、参道周辺の駐車場にクルマをとめて、歩いて巡りましょう。

おちょぼ稲荷では、毎月末日から翌月1日にかけて「月越し参り」が行われています。月越し参りは毎月1日・15日・22日に開催される月次祭の一つで、お礼参りとして前月のお礼と翌月のお願いをします。
月越し参り開催時のみ出店する店舗もあり、普段は17時頃に閉店するお店も、この時は営業時間が変更になり夜中や明け方まで営業しているため、より一層お祭りのような雰囲気が楽しめます。月越し参りは平日でも県内外から多くの参拝客で明け方まで賑わいます。
おちょぼ稲荷は月次祭の日だけでなく、年末年始も初詣に訪れた参拝客で大変混雑します。無料駐車場がすぐ満車になる可能性が高いですが、臨時駐車場が用意されることもあり、また周辺には有料駐車場も多数あるため、事前に駐車場情報を調べておくことが大切です。また、有料駐車場については通常時よりも年末年始などは料金が高く設定されることもあるため、料金についてもチェックしておきましょう。
また、年末年始はおちょぼ稲荷周辺の道路は交通規制が実施されます。2019年の場合は12月31日から2020年1月14日まで長期間に渡って交通規制が行われました。道路も駐車場も混雑が予想されるため、岐阜羽島駅周辺にある駐車場にクルマをとめてバスでアクセスする方法もオススメです。

おちょぼ稲荷周辺には観光スポットも豊富です。おちょぼ稲荷を参拝して参道で食べ歩きを楽しみ、周辺の観光スポットに行くのも良いでしょう。

• 養老公園
  「養老公園」は、おちょぼ稲荷からクルマで25分ほどの岐阜県西美濃エリアにある自然豊かな公園です。なかでも「養老の滝」は、古くから文人・墨客が訪れたといわれ、葛飾北斎が浮世絵に描いたことでも有名です。養老公園の敷地内には「養老天命反転地」という体験型のアート施設や、「こどもの国」という子供の遊び場もあるため、家族連れにも親しまれる人気のスポットです。
  駐車場は公園管理駐車場の場合は無料で利用でき、民営駐車場の場合は有料となります。園内はかなり広いため、目的の施設近くに駐車できるよう、事前に混雑情報を調べておくと安心です。


• 大垣城
  おちょぼ稲荷からクルマで30分ほどの場所にある大垣城は、かつて西美濃の要衝と呼ばれたお城で、全国的にも珍しい4層の天守閣を持っています。関ヶ原の戦いでは西軍・石田三成の本拠地として活躍し、城下町として栄えた大垣の象徴的な存在として市民に親しまれています。
  大垣城には専用駐車場はありませんが、周辺には時間貸駐車場（コインパーキング）が多数あるため、クルマでもアクセス可能です。

おちょぼ稲荷周辺には観光スポットも多く、参拝前後に巡る方も多くいます。クルマで移動する場合でも駐車場の用意があるスポットが多く、専用駐車場がない場合でも周辺に時間貸駐車場（コインパーキング）があるため安心です。事前に駐車場の場所や料金などを確認しておきましょう。

おちょぼ稲荷は参拝するだけでなく参道にはグルメやショッピングを楽しめるお店が並んでいます。おちょぼ稲荷周辺には無料・有料の駐車場が多数あり、滞在時間に合わせて料金設定や最大料金の有無、目的の場所近くの駐車場などを事前にチェックしておきましょう。また、月越し参りや初詣の時期などは、おちょぼ稲荷の参道や境内だけでなく駐車場や周辺駐車場も混雑します。事前に駐車場情報を調べて、穴場の駐車場などを確認しておくほか、岐阜羽島駅など周辺の駅にクルマをとめて公共交通機関を利用するパークアンドライドもオススメです。
「タイムズのB」の駐車場予約サービスなら、おちょぼ稲荷の月次祭で混雑が予想される場合でも、予約して駐車スペースを事前に確保することができます。おちょぼ稲荷へおでかけの際は、ぜひご利用ください。