稲毛海浜公園は、1977年に開園された千葉県千葉市美浜区にある総合公園です。総面積83ヘクタールほど、長さ3キロほどある広い公園内には、海水浴を楽しむことができる日本初の人工海浜「いなげの浜」や、ウインドサーフィンやSAPを楽しむことができる「検見川の浜」のほか、子供向けの遊具がある広場やプール、バーベキュー場、釣り場など、レジャーを楽しめるスポットが充実しており、休日や大型連休、お盆の時期などは多くの人で賑わいます。
稲毛海浜公園内にある「野外音楽堂」や「千葉市花の美術館（旧：三陽メディアフラワーミュージアム）」では、ハワイアンフェスやフラワーフェスティバルなど、時期によりさまざまなイベントが開催されています。また、東京湾と砂浜を背景に映画やドラマ、CM、雑誌の撮影が行われたり、「コスパーク」というコスプレ撮影と謎解きを楽しめるサブカルチャーイベントが開催されたり、コスプレの撮影会も盛んに行われており、地元住民のほかに観光客やコスプレイヤーなど、さまざまな人が集まる人気の公園となっています。
さらに、稲毛海浜公園内にある「THE SURF OCEAN TERRACE RESTAURANT（ザ・サーフ オーシャンテラス レストラン）」は、店内から海が見える絶景レストラン&カフェとして有名で、地元農園直送の野菜や房総沖で獲れた新鮮な魚介類を使った美味しいランチを楽しみに訪れる方もいます。
稲毛海浜公園へのアクセスは、JR京葉線稲毛海岸駅から徒歩25分ほどとなっており、最寄り駅から少し距離があるため、バスやクルマでのアクセスが便利です。バスでアクセスする場合は、稲毛駅、稲毛海岸駅、新検見川駅の各駅にあるバス乗り場を利用しましょう。クルマでアクセスする場合は、東関東自動車道湾岸千葉IC出口または湾岸習志野ICより15分ほどで到着します。駐車場も完備されているため、クルマでのアクセスも可能です。

稲毛海浜公園には「第1駐車場」「第2駐車場園」「ヨットハーバー駐車場」と3ヶ所の駐車場があるため、利用するエリアに近い駐車場を選びましょう。第1駐車場は550台ほど収容可能で、「いなげの浜」の海水浴場やバーベキュー場、プール、テニス場や野球場などのスポーツ施設を利用するときに便利です。第2駐車場は450台ほど収容可能で、駐車場の隣に「稲毛民間航空記念館」があるほか、「芝生広場」や「野外音楽堂」が近くにあり、広場を利用する子供連れや野外音楽祭でのイベントに参加するときに便利です。ヨットハーバー駐車場は、ヨットハーバーを利用するときや検見川の浜で釣りを楽しむときに利用すると良いでしょう。
第1駐車場と第2駐車場の駐車料金は、通常3時間まで300円、その後1時間ごとに100円が加算されます。それぞれ最大料金の設定があり、第1駐車場と第2駐車場は1日600円ですが、プールがオープンしている時期は利用時間にかかわらず1回600円と駐車料金が変わります。ヨットハーバー駐車場の駐車料金は、時期を問わず1回500円で利用可能です。
稲毛海浜公園内の駐車場は、プール営業期間中の休日やお盆の時期、園内でイベントが開催される日などは混雑する可能性が高いです。混雑が予想される日でもスムーズにクルマをとめて移動したい場合は、周辺の時間貸駐車場（コインパーキング）や自分専用の駐車スペースを確保できる予約制駐車場の利用を検討すると良いでしょう。

稲毛海浜公園ではレジャーを楽しめる施設やスポットが充実しているため、さまざまな遊びを楽しむことができます。

• いなげの浜（稲毛海岸）
  「いなげの浜」は、稲毛海浜ニュータウン造成事業により復活された浜辺で、長さ1,200メートルほどと日本一の長さを誇る人工海岸です。海水浴が楽しめるため、夏になると多くの海水浴客が訪れて賑わうほか、海を眺めながらの浜辺デートを楽しむカップルもいます。いなげの浜に訪れる際は、稲毛海浜公園の第1駐車場にクルマをとめると便利です。


• 稲毛ヨットハーバー
  「稲毛ヨットハーバー」は、海水浴もプールも両方楽しめるスポットで、親子ヨット教室に参加したり、水遊びを楽しんだりなど、子供連れにも人気です。また、ウインドサーフィン、カヤック、カイトボーディング、SUP、釣りなど、さまざまなマリンスポーツを楽しむことができ、更衣室やトイレ、セーリングボードの専用シャワー設備など嬉しい設備が充実しているため、夏になると多くの人が集まります。稲毛ヨットハーバーにクルマで訪れる際は、稲毛海浜公園のヨットハーバー駐車場を利用しましょう。


• 遊具広場
  「遊具広場」は、滑り台やブランコ、巨大なザイルクライミングなど、幼児から小学生低学年向けの遊具が充実した広場で、子供連れに人気です。隣には広々とした芝生広場があり、ランチマットを広げてご飯を食べたり、バトミントンやキャッチボールなどの遊びを楽しんだりすることも可能です。クルマで訪れる際は、稲毛海浜公園の第1駐車場または第2駐車場の利用が便利です。

稲毛海浜公園は専用駐車場が完備されているため、クルマで訪れてレジャーやスポーツを楽しむ方も多いです。海水浴やプールに訪れる方が多い夏季や園内でイベントが開催される日は駐車場が混雑するため、クルマで訪れる際は周辺の駐車場情報を事前に調べ、最大料金の設定のある時間貸駐車場（コインパーキング）や自分専用の駐車スペースを確保できる予約制駐車場など、自分に合った駐車場を見つけておきましょう。

稲毛海浜公園周辺にある、ランチを楽しめるお店や、食料品や日用品などのお買い物ができるショッピングスポットを紹介します。

• イタリアン＆amp;ホットケーキ倶楽部　ベリーズカフェ
  稲毛海浜公園から徒歩5分ほど、クルマで1分ほどのところにある「イタリアン＆amp;ホットケーキ倶楽部　ベリーズカフェ」は、老舗直伝の味であるプレーンホットケーキが自慢のお店です。海からの心地よい風が通り抜けるテラス席で、ゆったりとランチが楽しめます。20台ほど収容可能な駐車場も完備されているため、クルマでのアクセスも可能です。


• イオンマリンピア 専門店街
  稲毛海浜公園から徒歩20分ほど、クルマで5分ほどの稲毛海岸駅南口にある「イオンマリンピア 専門店街」は、イオンマリンピア店とイオンマリンピア 専門館があり、食料品や衣料品、日用品が購入できるほか、各種クリニックやリラクゼーション施設などの専門店、フードコートもそろったショッピングモールです。本館、専門館合わせて、1,300台以上収容可能な駐車場があり、最初の2時間まで無料、以降15分ごとに100円が加算されます。最大料金の設定やお買い物料金に応じた割引サービスもあります。


• ペリエ稲毛海岸
  稲毛海浜公園から徒歩20分ほど、クルマで5分ほどの稲毛海岸駅北口にある「ペリエ稲毛海岸」は、スーパーマーケットのワイズマートやファーストフード店などが入ったショッピングセンターです。午前4時半から深夜1時まで営業しており、食料品や日用品の購入ができます。駐車場はないため、クルマでアクセスする際は周辺の時間貸駐車場（コインパーキング）を利用しましょう。

このように稲毛海浜公園周辺のお食事スポットやショッピングスポットは駐車場を完備している場合が多く、クルマでのアクセスも便利でしょう。稲毛海岸駅近くにあるお店の場合、駐車場がない場合やランチタイムは満車でクルマをとめられない場合もあるため、周辺の時間貸駐車場（コインパーキング）や予約制駐車場の情報も調べておくと安心です。

稲毛海浜公園は、海水浴やマリンスポーツ、サイクリング、バーベキューなどのさまざまな楽しみ方ができるほか、「千葉市花の美術館」や「野外音楽堂」など多目的に利用できる施設も点在しており、子供から大人まで多くの方が利用できる人気の公園です。夏季になると海水浴やプールを楽しみに多くの人が集まるため、休日や大型連休、お盆の時期などは駐車場が朝から満車になることもあります。クルマで訪れる際は、周辺の時間貸駐車場（コインパーキング）や予約制駐車場の利用も検討すると良いでしょう。
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