豊田市足助町飯盛にある香嵐渓は、モミジやカタクリの花の名所として知られる観光スポットです。1634年に香積寺の11世住職の三栄和尚が楓や杉などを1本1本植えていったのが始まりといわれており、現在では秋になると4,000本ほどのモミジや楓をはじめとした木々が色づき、美しい紅葉を望むことができます。また、紅葉の見頃である11月には夜間のライトアップも行われ、昼とは違う紅葉の幻想的な雰囲気を味わえます。さらに、3月下旬から4月上旬に見頃を迎えるカタクリの花も有名で、薄紫色の絨毯を敷き詰めたかのように咲き誇る景色を眺めに訪れるのも良いでしょう。
そのほかにも、さまざまな飲食店をはじめ、「待月橋」、「香積寺」、「三州足助屋敷」といった自然や歴史を感じられる観光スポットもあるため、1日を通して楽しめるのも魅力のひとつです。
香嵐渓へは、名鉄豊田線の浄水駅や名鉄三河線の豊田市駅、名鉄本線東岡崎駅からバスが出ており、香嵐渓バス停で下車すると、そこから徒歩すぐに到着します。クルマの場合は、猿投グリーンロードの力石ICから18分ほど、東海環状自動車道の豊田勘八ICから20分ほどでアクセスできます。ただし、紅葉シーズンには渋滞も予想されます。国道153号の香嵐渓の４kmほど手前のところには、交通状況を確認できるライブカメラが設置されているため、こちらを利用して事前に渋滞状況を確認しておくのも良いでしょう。

香嵐渓では複数ヶ所の専用駐車場の用意があり、クルマで訪れた際はこちらを利用できます。駐車料金は1回500円ですが、紅葉の見頃となる11月は1回1,000円に変更になるため注意しましょう。※2022年1月現在
また、11月は臨時駐車場も複数用意されます。臨時駐車場は常設駐車場より香嵐渓から少し離れた場所にあるため、あらかじめ場所を確認しておくとスムーズでしょう。ただし、この時期は多くの観光客が訪れ、臨時駐車場の混雑も予想されます。混雑を回避したい場合は、浄水駅や豊田市駅、東岡崎駅周辺にある時間貸駐車場（コインパーキング）にクルマをとめてバスでのアクセスも検討しましょう。また、豊田市駅周辺にある予約制駐車場を利用して車室を確保しておくのもオススメです。

香嵐渓周辺にはさまざまなグルメを楽しめる飲食店が複数あります。

• 桧茶屋
  「桧茶屋」は、香嵐渓から徒歩2分ほどのところにある食事処です。鮎や山菜などを使った料理が味わえる桧定食をはじめ、にしんや山菜のうどんやそば、手作りの五平餅といったメニューを用意しています。ランチで利用する方も多いほか、五平餅を食べ歩きで楽しむのもオススメです。専用駐車場の用意はないため、香嵐渓の専用駐車場にクルマをとめましょう。
  



• 塩の道づれ家
  「塩の道づれ家」は、香嵐渓から徒歩8分ほどのところにあるそば屋です。手打ちそばやみぞれそば、かけそば、鮎そばのほか、1日10食限定の十割そばなどさまざまな種類のそばが味わえます。また、複数の料理が食べられる昼御膳もあり、ランチタイムには多くの方が足を運びます。駐車場が完備されており、クルマでアクセスするのに便利でしょう。
  

このように、香嵐渓周辺にはランチタイムに訪れたい飲食店が複数あります。専用駐車場の用意があるお店が多いですが、とめられる台数が限られているところもあるため、クルマで訪れる際は事前に目的地の駐車場情報を確認しておくと安心です。また、お店によっては香嵐渓の専用駐車場を利用できる場合があるため、あわせて確認しておくと良いでしょう。

香嵐渓にはさまざまな観光スポットが点在しています。

• 待月橋
  香嵐渓のシンボルとして知られる「待月橋」は、香嵐渓を流れる巴川に架かる赤い橋です。橋の上からは、時期により紅葉の美しい風景を眺めることができるほか、紅葉と赤い橋の組みあわせも見事なことから、河原や橋の手前で写真を撮影する方の姿も多く見られます。クルマで訪れる際は香嵐渓の専用駐車場にとめましょう。
  


• 香積寺
  「香積寺」は、香嵐渓の中心にある曹洞宗の寺院で、この地の豪族であった足助氏の居館跡に創建されました。「もみじの開祖」として知られる三栄和尚が植えたとされる杉も2本残っているほか、紅葉や新緑をイメージした絵馬や御朱印帳も購入できるため、訪れてみてはいかがでしょうか。専用駐車場の用意はありませんが、香嵐渓の専用駐車場を利用できます。
  


• 三州足助屋敷
  「三州足助屋敷」は、香嵐渓にある民俗資料館です。館内では昭和のくらしをテーマにした常設展示が行われているほか、さまざまな企画展も開催されています。また、炭焼きやわら細工、機織りといった昔の農家の暮らしに必要な手仕事を、職人による実演で見られるほか、藍染めや機織りの体験もできます。クルマでアクセスする際は、香嵐渓の専用駐車場を利用しましょう。
  

このように、香嵐渓にはさまざまな観光スポットがあります。今回紹介したスポットはいずれも香嵐渓内にあるため、クルマで訪れる際は香嵐渓の専用駐車場を利用できます。ただし、紅葉のシーズンには専用駐車場の混雑が予想されるため、浄水駅、豊田市駅、東岡崎駅周辺の時間貸駐車場（コインパーキング）を利用してバスで訪れるパークアンドライドでのアクセスも検討しましょう。その際は最大料金設定のあるところを利用すると時間を気にせずゆっくり観光を楽しめます。

香嵐渓は紅葉の名所として知られる観光スポットで、周辺には飲食店や観光スポットが点在しています。また専用駐車場も複数あり、クルマでのアクセスが可能ですが、休日や紅葉シーズンには混雑も予想されます。その際は浄水駅や豊田市駅、東岡崎駅周辺の時間貸駐車場（コインパーキング）や、豊田市駅周辺にある予約制駐車場を利用して、パークアンドライドでのアクセスも良いでしょう。

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足助グラウンドから紅葉スポットまでのおすすめルートをご紹介します。

• 昼間ルート（※Googleマップへ遷移）
  「足助グラウンド」から「お食事処 桃屋」周辺までのルートで、ゆったり大きく見回りながら1時間ほどかけて歩くのがおすすめです。明るい時間帯はこちらのルートがおすすめです。
  


• 夜間ルート（※Googleマップへ遷移）
  「足助グラウンド」から夜に紅葉スポットまで行く際の道順です。昼間のルートは夜間暗いので、大通り沿いの明るい道をご活用ください。
  

★予約制駐車場タイムズのB『足助グラウンド』の場所（※PDFへ遷移）

予約制駐車場の足助グラウンドは今朝平右折後、すぐの交差点を左折し坂を登った左側にございます。

〒444-2424 愛知県豊田市足助町飯盛