名古屋飛行場（県営名古屋空港）は愛知県西春日井郡豊山町にある空港で、通称「小牧空港」または「県営名古屋空港」と呼ばれています。国内8都市への路線があり、青森空港、いわて花巻空港、山形空港、新潟空港、出雲縁結び空港、高知龍馬空港、福岡空港、阿蘇くまもと空港に就航しています。就航している航空会社はFDA（フジドリームエアライン）とJAL（日本航空）の2社です。
以前は国内線・国外線ともに多くの路線がありましたが、2005年に中部国際空港（セントレア）が開業した際に大部分の路線がセントレアに移動し、正式名称も「名古屋空港」から、通称「名古屋飛行場」へ変更になりました。

名古屋空港には現在は直結の駅がないため、バスかクルマで行くことになるので、駐車場を利用する人がとても多い空港です。そのため、連休や夏休み、年末年始などの時期には名古屋空港専用の駐車場はとても混雑します。楽しく旅行に出発するためにも、名古屋空港の専用駐車場についてはもちろん、周辺駐車場の最大料金や事前予約可能かなどを調べておくのがおすすめです。

名古屋飛行場（県営名古屋空港）には、空港ターミナルビルに隣接した専用駐車場があります。立体A棟と立体B棟、平面駐車場、大型自動車専用の駐車場があり、収容台数は合わせて1,350台です。名古屋飛行場（県営名古屋空港）の駐車場は予約することができないので、特に混雑期に利用する場合は、空港には時間の余裕をもって到着できるようにしましょう。また、周辺の駐車場に事前予約サービスがあるかなどを調べておくのもおすすめです。

名古屋飛行場（県営名古屋空港）の駐車場料金は、入庫から最初の1時間は無料ですが、その後の駐車料金は「一般利用の場合」と「飛行機を利用する場合」で異なってきます。また、通常期と混雑期とでも駐車料金が異なるので注意が必要です。混雑期はゴールデンウィーク、お盆、年末年始ですが、年によっては秋のシルバーウイークや祝日で連休になる期間も混雑期とされることがあります。さらに自動二輪や原付、大型自動車の場合もそれぞれ料金が異なるので、詳しくは名古屋空港の公式ページを参考にしてください。

また、駐車をする期間に混雑期が含まれる場合は、混雑期の料金が適用されてしまいます。予想外の駐車料金の出費にならないように、駐車場を利用する期間がいつになるか事前に確認しておきましょう。

名古屋飛行場（県営名古屋空港）の駐車場割引サービスは、航空会社（FDA、JAL）を利用した人のみにしか適用されません。駐車券と搭乗券を総合案内所で提示すると、割引手続をすることができます。空港内のレストランでの食事や、店舗でのお買い物による割引サービスは行われていないので注意しましょう。

名古屋飛行場（県営名古屋空港）には、レストラン「つばさ亭」とカフェ「タリーズコーヒー」が入っており、どちらもターミナルビル1階の出発ロビーにあります。「つばさ亭」では、味噌かつ丼やどて丼、きしめんや天むすなど、地元の名古屋めしを味わうことができます。つばさ亭もタリーズコーヒーも朝6時15分から夜20時まで営業しているので、出発前に朝食を取りたいときや到着後にほっと一息つきたいときにも便利ですね。

名古屋飛行場（県営名古屋空港）でお土産やトラベル用品を買いたいときには、「スカイショップ翼」の利用が便利です。両口屋是清やなごやんなどの名古屋土産の定番のお菓子はもちろん、新名物になりつつある目新しいお土産なども購入することができます。
また、愛知県内の特産品を集めたアンテナショップ「まるッと！あいち」では、県内のお土産をはじめ、食品や調味料などを購入することができます。さらに、航空会社ＦＤＡの就航先である青森県、岩手県、高知県、熊本県の商品も取り扱っているので、旅先でお土産を買い忘れてしまった！という時にも便利です。
また、コンビニのファミリーマートも入っていて、朝の6時15分から夜21時まで営業しています。出発前に手軽に食事をしたいときや、機内で食べたいときに便利です。

• 展望デッキ
  名古屋飛行場（県営名古屋空港）は航空自衛隊小牧基地に隣接しているため、展望デッキでは飛行機と自衛隊のヘリなどを同時に見られます。セントレア空港などと比べるとこぢんまりとしていますが、カラフルな旅客機と自衛隊機の対比が楽しめる、航空写真マニアも満足できる展望デッキです。
• 施設
  展望デッキの他に、観光コーナーでは名古屋空港からの就航先の観光案内パンフレットを利用することができたり、名古屋空港の記念スタンプを利用できるコーナーもあります。出発前に時間があるときに利用すれば、旅の良い思い出になりそうです。

名古屋飛行場（県営名古屋空港）周辺には、出発前に前泊するのに便利なホテルや、楽しい観光スポットがあるので、旅行への出発前、到着後も楽しむことができます。

名古屋飛行場（県営名古屋空港）には、空港に隣接したホテルなどの宿泊施設はありませんが、空港まで徒歩で行ける場所、もしくは車やタクシーですぐの場所に宿泊できるホテルも数多くあります。
また、名古屋駅、栄駅、名鉄西春駅、JR勝川駅からは名古屋空港行きのバスが出ているため、これらの駅周辺のホテルに前泊するのも便利です。

「エアポートウォーク名古屋」は、名古屋空港に隣接したショッピングモールで、以前あった空港の国際線跡地を利用した商業施設です。滑走路近くにあるので、飛行機の離着陸が眺められる珍しいショッピングモールです。専門店とスーパー、レストラン街や映画館「ミッドランドシネマ」が入っており、一日中楽しめます。5階には空港が望めるスカイラウンジやビューデッキがあり、お天気を気にせずに飛行機を眺めることができます。

「あいち航空ミュージアム」は、名古屋空港の敷地内にあり、エアポートウォーク名古屋とも隣接している、航空機をテーマとしたミュージアムです。ゼロ戦やYS-11などの実際の機体や大型模型の展示を見学することができ、パイロット体験や整備士体験といった体験プログラムも楽しめます。さらに、あいち航空ミュージアム内にある「三菱重工 MRJ MUSEUM」では、国産初のジェット旅客機である「MITSUBISHI REGIONAL JET（MRJ）」の体験展示や実物展示見学とともにMRJの最終組立工場を見学できるツアーを行っています。展示ではMRJの原寸大モックアップに搭乗し、操縦室や客室に実際に座ることができます。またプロジェクションマッピングやタブレット端末を使った展示もあり、目で見るだけではなくMRJ全体を体感できる展示となっています。展示施設見学の後は最終組立工場の見学ができますが、飛行機の組立を見学できるのは世界でも珍しく、飛行機好きの人はもちろん、飛行機にそこまで詳しくないという人も楽しめるツアーです。あいち航空ミュージアムの入館券とのセット券も販売されているので、名古屋空港に行った際にはおすすめの観光スポットです。

これらスポットの駐車場は、「エアポートウォーク名古屋」の無料の大規模駐車場(2,300台)があるのですが、休日や連休は大変混雑するので注意が必要です。その場合に混雑や渋滞を避けるには、周辺の予約駐車場も含めて検討するのも良いです。

このように、名古屋飛行場（県営名古屋空港）は周辺にも魅力的なスポットもあり、お出かけにも楽しい場所です。特に連休等は混雑して駐車場探しに困ることもあると思います。
タイムズのBの駐車場予約サービスなら、混雑が予想される場合でも予約で車室を事前に確保することができ、快適なおでかけをサポートすることができます。是非おでかけの際にご利用してみてください。